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【いつから使える?】スイマーバでの事故を防いでお風呂を楽しもう!


海外では有名なベビーグッズ、スイマーバ。
日本でも人気が高く、インスタグラムなどのSNSでぷかぷか浮いている可愛い赤ちゃんをよく見かけます。
でも間違った使い方をしてしまうと、赤ちゃんがけがをしたり、命にかかわることも ・・・。
この記事では、0歳から使える浮き輪として人気のスイマーバを安心して使用するための 正しい使い方や注意点、期待できる効果 を、8ヶ月の娘と私が実際に使用した感想とともに紹介します。
スイマーバは、正しく使用すると育児の時間がとても楽しくなるアイテムです。

スイマーバはいつから使える?

スイマーバの対象月齢は、 生後1ヶ月から生後18ヶ月かつ体重11kgまでの子供 です。
生後1ヶ月というと、体も小さくふにゃふにゃで、もちろん首は座っていません。
新生児期から使用できる浮き輪とはいえ、うまれたてほやほやの赤ちゃんに使うので、安全な使い方が気になるところですよね。
赤ちゃんは、脇の下で自らを支える事がまだできないので、通常の浮き輪のようには使えません。
スイマーバには、首に装着する首リングがついています。
「首が絞まらないの?」と心配になるかもしれませんが、 あごと後頭部で支える ので、浮き輪が首を絞めつける事はありませんのでご安心ください。
今回は、たくさんある種類の中で日本でも大人気の首リングについて紹介します。
スイマーバってなに?

スイマーバとは、お風呂で使う赤ちゃん用の浮き輪です。
赤ちゃんが生まれてはじめてエクササイズをすることを目的に、浮き輪型のスポーツ知育用具としてイギリスで開発されました。
スイマーバを利用してプレスイミング(全身を使った水の中での運動)をすることで、水への抵抗がなくなり、バランス感覚の発達を促し、心が刺激されて好奇心が育つことなどが期待されています。
早いうちに水に慣れさせることで、知育効果が期待されるとも言われています。
スイマーバには様々な種類があり、日本で人気の首リングやボディリングの他にも、マカロンバス・プールバス・スイミングパンツなどがあります。
絵柄もたくさんあり、フラミンゴ・ペンギン・ユニコーン・アヒル・カーペンター・モノトーンなど10種類以上の柄から選ぶことができるのも人気の理由の1つです。
値段も3000円前後とお手頃なので出産祝いやプレゼントにもおすすめです。
スイマーバの正しい使い方と注意点

スイマーバは、お風呂やプールで使用出来る浮き輪ですが、慣れるまでは着けるときや取り外しに時間がかかったり、赤ちゃんも怖がったり緊張してしまうかもしれません。
スイマーバに慣れるまでは、プールなど人が多いところではなく、お風呂の湯船でリラックスした状態で使用しましょう。
また、「スイマーバ」とインターネットで検索すると、「事故」という言葉も一緒に表示されますが、スイマーバ自体は決して危険なお風呂グッズではありません。
大人がしっかりと注意し、正しく使用すれば子供にとって素晴らしいアイテムです。
正しい使い方
- スイマーバと首周りの間には、大人の指2本分のゆとりをもたせる
- 着けるときはスイマーバを両手で広げ、赤ちゃんのあごの部分から通し、首の後ろで上下のベルトを留める
- 取り外すときは必ず湯船から出て、座って外す。
- 首の座っていない赤ちゃんに使用する際は、必ず2人で着ける。1人が赤ちゃんを支え、もう1人がスイマーバを着けるようにする
注意点
- 絶対に子供から目を離さない
基本中の基本です。使用中は子供から目を離さないでください。
そばを離れるなんてもってのほかです。たとえ近くにいても、スマホを触ったり、他のことに気をとられていると、溺れてしまうなどの事故が起きる危険があります。
赤ちゃんは溺れるということがどういうことか分かりません。そのため、気付かないくらい静かに溺れてしまいます。
油断は大敵です。
- 嫌がっているときは使用しない
スイマーバを使用する本来の目的は、「親子でプレスイミングを楽しむ」ということです。
赤ちゃんが嫌がっているのに、無理にスイマーバを着けたりしないでください。大きなストレスになり、トラウマになってしまう可能性があります。
また、水の中に浮かせた時に泣き出してしまったり、不安な顔をしているときは、赤ちゃんのそばを離れず、様子を見ながら使用しましょう。
慣れるまでは緊張していたり、ママと肌が触れていないと不安に思う赤ちゃんは多いです。
慣れてくると、赤ちゃんも楽しくなって自由に浮いてくれるでしょう。
- 空気の確認
スイマーバを使用するときは、空気が十分に入っているか、穴が空いていないかを必ず確認しましょう。
湯船に10秒ほど深く沈めると、簡単に空気が漏れていないかを確認することができます。
空気を入れる目安は、外側にしわが残る程度です。
- ベルトをしっかりと止め、安全確認をする
スイマーバの首リングには、上側と下側にそれぞれベルトがあります。
スイマーバの取扱説明書にも記載されていますが、ベルトは必ずカチッとなるまで両方とも留めて使用しましょう。
生後3ヶ月~4ヶ月頃はぷっくりした赤ちゃんが多く、首周りの肉付きもよくなります。
ベルトがしっかりと留まっていないと、赤ちゃんがスイマーバから抜け落ちてしまう危険があるので、上下のベルトがどちらかでも留められないようであれば、使用を中止するようにしましょう。

事故につながる?実際に使って感じたこと
私は娘が4ヶ月の頃にスイマーバを購入しました。そこから現在の8ヶ月まで使ってみて感じたことをまとめます。
顎は落ちた?
顎は落ちませんでした。しかし娘が下を向くので、首に1回で装着するのは難しく、今でも毎回スイマーバが口元でハムハムされています。
そのため顎元を持ってあげながら首にはめ、ベルトをして必ずハムハムしてないか確認してから入水するようにしていました。
サイズは合っていた?
娘が生後4ヶ月の頃に初めて使用しましたが、はじめはスイマーバと首の間に指2本どころか、3〜4本入りそうなくらいゆとりがあり、不安に思ったことを覚えています。(私の指では3〜4本でしたが、夫の指では2本分でした)
しかし成長していくにつれ首まわりも大きくなり、8ヶ月の今では私の指2本分のサイズになりました。
スイマーバの首リングには、レギュラーサイズとプチサイズがあります。
娘は生後4ヶ月からの使用だったので、レギュラーサイズが合っていましたが、生後1ヶ月から使用するとなるとレギュラーサイズは少し大きくて不安かもしれません。
小さめ赤ちゃんや、生後1ヶ月ごろから使いたいという方は、プチサイズを使用し、大きくなってきたらレギュラーサイズにするのをおすすめします。
実際に何キロまで使えた?
娘が6.5キロくらいの頃に使い始めましたが、8.5キロの現在も使っています。まだまだ使えそうなので、実際に何キロまで使えたのかは後述する予定です。
夜泣きや便秘の悩みも楽しく解決

赤ちゃんは、生後3ヶ月頃までは体を動かす機会がなく、ほとんど寝た状態で過ごすことが多いので、便秘になることがあります。
スイマーバを使用すると、水の中で自分で自由に体を動かすことができるので、便秘も解消されるケースが多いです。
実際に病院で浣腸や下剤をもらっていた私の娘も、スイマーバを使い始めてから運動量が格段に増え、腸の動きが活発になり、便秘知らずになりました。
はじめは少し不安そうだったので、おしりと背中を支えて浮かしてあげていましたが、少しずつ慣れていき、水の中で体を動かす楽しさを知ったようです。
また、体を動かすことで寝付きが良くなり、夜よく寝るようになりました。
スイマーバを使った日と使ってない日とでは寝つきも夜の睡眠時間も違います。
もちろん個人差があるので、嫌がる赤ちゃんや夜泣きをしてしまう赤ちゃんもいるかもしれませんが、全身運動によってほどよく疲れて、しっかり睡眠時間がとれるでしょう。
正しく使ってお風呂を楽しもう!

スイマーバは、絶対必要というわけではありませんが、正しく使用するとお風呂の時間がとても楽しくなるアイテムです。
赤ちゃんとの生活は、楽しい事ばかりではなく、時にはストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。
そんな時はスイマーバを正しく使って毎日のお風呂を楽しみましょう。
スイマーバの公式サイトはこちら